iPhoneではAppは他のアプリのデータアクセスは許可が必要である
iPhoneやiPadでアプリを使っている時に、
「このAppには写真およびビデオへのアクセス権がありません。」
と表示されることがあります。
このように表示されるときは、「設定」の「プライバシー」の設定を
変更する必要があります。
「写真」へのアクセス権がない場合は、「プライバシー」の中にある
「写真」を開いて、許可するアプリの設定を変えます。
一見不便ですが、個人情報を守る大事な措置
この操作は一見するととても不便で使いにくいのですが、
これはiPhoneに入っている個人情報が勝手に抜き取られないための
大事な措置なのです。
以前、スマホのデータが勝手に集められて、
インターネット上のサーバーに送られていた事件が
大々的に報道されました。
あの頃勝手にデータを集めるアプリが作られたのですが、
ほとんどの場合はアンドロイドでした。
その理由はアンドロイドのアプリに対する
セキュリティチェックが緩かったからです。
悪意を持ったアプリであっても、世界に向けて配信できたのです。
それに対し、iPhone向けのアプリはアップルの監査が入ります。
怪しい動きをすると思われるアプリは、
アップルからアップストアへの掲載許可が降りません。
iPhoneはiOS7でさらに安全性を高めました。
それがこのように、アプリごとにデータへのアクセス許可をする方式です。
これによって、iPhoneのデータが不用意に取り出されることを防いでいます。