イオンのスマホは使えるレベルになってきた
イオンのスマホの第3弾が発売中だ。
はじめてイオンがスマホを月額980円で売りだした時は、
価格は衝撃だったけれど、中身は相応にレベルの低いものだった。
これでは使い物にならないと警告を発してはいたが、
第2暖、第3弾とイオンのスマホは
着実に使えるものになってきている。
第1弾では、スマホの性能も通信性能も最低と呼べるレベルだった。
第2弾では、通信性能を改善したが、スマホの性能は低いままだった。
第3弾はでは、通信制脳は大幅向上し、スマホも使えるレベルに来ている印象だ。
イオンのスマホの第3弾の中身
イオンのスマホ第3弾でのウリは次の3点だ。
- 通信性能がLTEに対応し、高速な通信が可能になった。
月の通信容量は2GBであり、制約はあるが容量としては少なくはない。 - スマホの性能が良くなった。
本体メモリが1GBになり、第1暖、第2弾よりサクサク動くことは期待できる。 - 月額料金は端末代金の割賦金を含めて2,980円である。
そこそこのスマホを使い始めたい人には悪くない選択かもしれない。
ただ、スマホは実際に使ってみないと、その端末のできはわからない。
ROMが8GBと少ないのが気がかりな点だ。
ROMにはアプリを入れることができる。
ROMの容量が少ないと、多くのアプリやデータ量に制限が出る。
外部メモリも使うことができるので、一見良さそうだが、
外部メモリにアプリを入れるには、一旦本体に入れてから
移さないといけないので、意外に面倒だ。
ちなみにiPhoneは、最低16GBの容量だが、iPhone6では標準が64GBのサイズである。
それに比べると、外部メモリが使えるメリットがあるとはいえ、
8GBは心もとない。
こういうところの小さな割り切りが、長い目で見て
使い勝手を悪くする恐れがある。
使い込むほどに、アプリが増え、データが増えるのがスマホである。
だんだん性能の不満は出てくるものである。
そういうところを割りきって使えれば良い。
オールインワンにしない手もある
イオンのスマホのように、スマホ本体とデータ通信が込みになったものは
買う側としては便利だが、どれを選ぶかはかなり悩ましい。
特にデータ通信量の制限は、どの上限が適切かわからないからだ。
それに対して、すでにスマホを持っている人なら、
データ通信量の制限がなく安いモバイルルーターを組み合わせる方法もある。