プレゼンは10秒で開始する
お客様先でプレゼンをするとき、「では、お願いします」と言われてから、
パソコンを起動したり、
プレゼンするファイルを探したり、ファイルを開いたり、
お客さまを何分も待たせていませんか?
そんなことではビジネスパーソン失格です。
パソコンを取り出したら、10秒後にはプレゼンを始める準備が
整わないといけません。
「スリープモード」と「休止モード」でプレゼンに備える
プレゼンに臨む時、パソコンの「スリープモード」と「休止モード」を
上手に使って準備をします。
前回のブログ「パソコンはシャットダウンしない」でも説明しましたが、
省電力にした状態を言います。
「休止モード」とは、パソコンの状態を丸ごとハードディスクに記録し、
完全に電源を切ってしまった状態を言います。
電源を入れると、「スリープモード」からはすぐに元の状態に戻りますし、
「休止モード」からは、ハードディスクに保存したものを読み込んで、
以前の通りの状態に復帰します。
どちらも、まるで電源を切っていなかったかのように前と同じ状態に戻ります。
通常の性能のパソコンであれば、「スリープモード」からは10秒程度、
「休止モード」からは30秒程度で復帰できるのです。
この機能を使うことで、プレゼン準備を整えた状態で「スリープ」
させておけば、高速に復帰してプレゼンを開始できるようになります。
ただし、1つ注意点があります。
ですので、移動などの間は「休止モード」にしておき、
プレゼンの直前に「スリープモード」に移行するのです。
こうすることで、バッテリーの消費を抑えつつ、
プレゼンの際に高速に復帰させることができるのです。
プレゼン準備の具体的な手順
さて、それを実現するための具体的な手順を見て行きましょう。
簡単に言ってしまうと、次の手順になります。
- 会社を出るとき、プレゼンをするノートパソコンを起動し、
必要なファイルを開いた状態で「休止モード」にします - お客様に会う少し前に「休止モード」から復帰させ、「スリープモード」にします
- プレゼンの直前、パソコンの電源を入れて「スリープモード」から復帰させます
プレゼンをする時、できればお客様先で電源を借用するようなことは
したくありません。
ノートパソコンのバッテリーにもよりますが、
通常のノートパソコンであれば、1時間や1時間半くらいはバッテリーが
持つと思います。
プレゼン前までにバッテリーが減っていることは
極力なくしたいので、上のように休止モードを併用します。
「休止モード」でもバッテリーはほんのわずか減りますが、
ほとんど減らないと思って問題ありません。
この手順を図示すると次の絵のようになります。
「休止モード」の利用方法については、前の記事を参考にしてください。
「スリープモード」にする方法
「スリープモード」にする方法は、通常のノートパソコンであれば、
ディスプレイを閉じると「スリープモード」になるように設定されています。
もしディスプレイを閉じても「スリープモード」にならない場合、
下の絵のように「▼」をクリックして「スリープモード」を選びます。
プレゼンが終了したら…
プレゼンが終わったら、ディスプレイを閉じてさっと退出しましょう。
パソコンのバッテリーが残り少ない場合は、お客様先を出た後で
「スリープモード」から復帰させて、シャットダウンすればよいです。
これであなたのプレゼンがより一層スマートになります。